ありがとう、そして、さようなら…
正月が開けて、さぁこれから頑張ろう!と思っていた矢先に悲しい出来事がありました。
今日は皆様に悲しい報告をしなければなりません。
先日ブログで紹介した2匹の中の兄分のニャニャ様を覚えていますか?
↓この子です。
そのニャニャ様が本日(2019.1.5)昼過ぎ、動物病院で息を引き取りました。
前々から脱腸や結石などを繰り返しており、今年1年はあまり元気がない様子だったニャニャ様。
今回も脱腸が発覚し近くの動物病院に診てもらうことになりました。すると、脱腸とは別に1.3cmほどの膀胱結石が見つかり急ではありますが今日のうちに手術をすることになりました。
連れて行っていた母は体力的にはかなり厳しいかもしれないと思うも、脱腸したままずっと生活を続けても長くは持たないと思い手術に踏み切ったと話していました。
結果、手術は成功し意識も回復。少し動く様子も見られ始め、もう大丈夫だろうと思った矢先に呼吸が止まっていたとのこと。そこから、蘇生措置を施すも、戻ってくることはありませんでした。
医療職を目指す身だからか、命の儚さというものをこれでもかと思い知らされました…
最期にとても大きな勉強をさせてくれました…
母とはそろそろ寿命かもしれないという話は出てはいましたが、まさかこんなに早いとは…
8歳という最近の猫にしてみると少し短いかもしれないニャン生でしたが、私たち家族にはかけがえのないものを残していってくれました。
実は今朝のニャニャ様、病院に連れていかれる前にいつものお気に入りの場所で祖父の帰りを待っていたそうです。
そこから抱き上げようとすると珍しくかなりの抵抗を見せたそうです。
もしかしたら自分の死期を悟っていたのかもしれませんね…
それで祖父に最後に一目会おうと待っていたのかもしれません…
そう話しながらニャニャ様に謝る母に何もいうことはできず、命を失うということの意味を再認識しました。
もともと、親猫に捨てられ倉庫の中で衰弱しきった状態で発見されたのがニャニャ様でした。
数日間、夜中に子猫の鳴き声がずっと聞こえて、庭に出て鳴き声の発する場所を目指すと、倉庫の中に1匹の小さな子猫がいたわけです。
夜中にもかかわらず24時間スーパーに駆け込み、子猫用ミルクと餌を買い漁り、夜通しお世話をしていました。
翌日見違えるほど元気になったニャニャ様。
妹が飼いたいと駄々をこねるも、今では1番可愛がっていた祖父母が最初は猛反対していました。
実は3、4年前に飼っていた犬が死んで、それからはペットは飼わないと言い張っていたからです。
しかし、珍しく強情な妹に根負けし、渋々飼うことが許されたのです。
それからは、早いものです、1週間もしないうちに祖父母はベタ惚れ。ニャニャちゃんニャニャちゃんとずっとくっついて回っていました。
家族の一員になって4年目?
コロン君がやってきたわけです。
コロン君も実はニャニャ様と同じ場所で同じ状況で発見されました。
それからは、家の中はさらに賑やかに、猫2匹の追いかけっこや喧嘩やらで家の中がめちゃくちゃにされることも少なくはなかったです。
今思えばそれもいい思い出となっているのが不思議ですね。
そんなこんなで月日が経ち1年くらい前からニャニャ様がコロン君に追いかけ回されることが多くなりました。
コロン君が少し大きくなり立場が逆転してきたなぁなんて思っていましたが、どうもそのストレスもあり最初の脱腸を引き起こしてしまった模様…
それからは家族でニャニャ様を守るため、部屋を分けたり、餌を分けたりと、色々と工夫を凝らしてきました。
それから今日まで少しずつお互いに大人しくなったものの、元気のないニャニャ様…トイレが近くなったり、餌を食べる量が激減したり、吐く回数が多くなったりして、そろそろ寿命なのかもと考えているとそれが今日だったというわけです。
僕自身はあまり猫が好きな方ではなく、完全な犬派の人間でした。
しかし、8年間も一緒に暮らしていれば愛着も湧くもので、カメラを購入してからは被写体なってもらったり刺身の切れ端をあげたりしてWinWinな関係を気づいていました。
そんな、家族との急な別れに正直戸惑いを隠せない自分もいて、落ち着きを取り戻すためにもこの記事を書かせていただきました。
正直、こんなに早いならもっとたくさん写真を撮って記録を残してあげればよかったと今更ながら後悔しています。
後悔先に立たずとはこのことですね…
最後に
ニャニャ様…
イタズラばっかりして、怒ることもあったけど、君のおかげで楽しい時間を過ごすことができたのも事実です。
向こうではいくらイタズラしても怒られないから存分に楽しんでください。
美味しいものもいっぱい食べて、精一杯遊んでください。
ニャニャ様の旅立ちが少しでも良いものになることを願っています。
茶葉
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