天の川🌌撮影方法
皆さんこんにちは!
今回はカメラ歴1年を記念して行った、天の川撮影について、その方法の解説をしていきます!
カメラを買った当初からの目標であっただけに、1年間みっちり勉強してきました!
目次
1. 天の川について
天の川といえば皆さんは何を思い浮かべますか?
私はやはり、『七夕物語』です。恋に溺れた織姫と彦星のなんとも切ない物語ですね!
そんなイメージがあるもんで、最初は「天の川って7月くらいにならないと見えないんじゃないの?」って思ってました。
実はそこからすでに間違いでした。
実は天の川って、見える時間帯や環境に制限があるだけで、見ようと思えば1年間を通して見ることが可能だったんです!
その中でも、今回のGWは最高のコンディションだったようです!
詳しくは、各自で調べて見るのがいいですよ!
GoogleやYahoo!で[天の川 撮影]って調べたら私なんかよりもよっぽど丁寧に教えてくれるサイトがゴロゴロ転がってます笑
要は、天の川を見るのに必要な「条件を満たした時間」に「条件を満たした場所」に赴き、「条件を満たした方角を見る」たったこれだけのことができればよかったんです!
ちなみに私が行った5月4日の撮影の際の条件は、「5月4日の午前1時以降」に「平尾台(周囲に光源のない場所)」に赴き、「東の空を見る」というものでした。
2. 準備するもの
まずは、
① 一眼レフカメラ
そもそもカメラがなくては始まりませんね笑
② 明るめのレンズ
明るいレンズはそれだけでも、より多くの星を感知することができます。
できれば広角レンズのf/2.8以下がオススメですが、キットレンズの標準ズームでも撮影は可能です。
私は今回、MFのみ対応の韓国製超広角レンズSAMYANG14㎜,f/2.8を使用しました。フルサイズ換算で21㎜の画角です。
③ 三脚
長時間露光で撮影するためブレを抑えるための必需品です!
今回使用したのはVelbon®︎ CX-888 BLACKです。
続いて、
④ リモコンコード
シャッターを押したあとの微小な揺れすらも気になら方は是非用意してください。
あると便利ですね!
今回は予算不足で私は使用していませんが…
その他としては、
⑤ LEDライト
光源のない場所に行くため周囲は真っ暗です。
安全のためにも準備したほうがいいと思います。
⑥ 防寒グッズ
時期にもよりますが、夜は意外と冷え込みますから念のため用意しておいたほうがいいです。
⑦ 虫除けグッズ
これからの季節は虫も増えますからね…
この辺りのものは用意して損はないと思いまし。
3. 撮影条件について
撮影において、私が最も重要だと思うことは、撮影場所の選択です。街灯などの光源が多い場所だとそもそも天の川を撮ることができませんからね…
続いて撮影を行った時間です。
私が撮影した5/4では深夜1時以降に見えるようになりましたが、地域や時期によって見える時間が異なるようです。
事前に調べて、天の川の見える時間が方角を自分の撮りたい天の川と照らし合わせて、ベストな状態で撮影に臨めるようにするといいでしょう。
4. 撮影方法
天の川の撮影については長時間露光で行います。
ブレを防ぐためにも、三脚を使用しカメラをしっかり固定しましょう。
設定は、Mモード(マニュアル)にし、シャッタースピードを10〜30秒に。
絞りはF値を解放し最も低い数値に。
今回はf/2.8に設定しました。
そして、ISO値を3200くらいまで上げます。
画面はこんな感じ。
これでとりあえずの準備と設定は終わりです。
とりあえず撮ってみた。
あとは、撮れた写真によって設定を変えていきます。
○撮れた写真が明るすぎた場合
・シャッタースピードを短くする
・ISO値を下げる
○撮れた写真が暗すぎた場合
・シャッタースピードを伸ばす
・ISO値を上げる
それぞれ設定で、一段ずつくらいのペースで変動できるはずなので、自分の好みの写真が撮れるように調節するといいですよ!
しかし、ISO値を上げすぎると、写真のノイズが大きくなり画質が悪くなります。
6400以上に上げる前に、シャッタースピードで調節する方法をとってみたほうがいいかもしれません。
5. 撮影写真
私が撮影した写真とその設定について紹介します。
左 : 無加工
右 : 加工済み
2019.5.4, AM3:13 平尾台
モデル名 : NikonD5300
レンズ : SAMYANG14㎜,f/2.8
焦点距離 : 14㎜
フォーカス : MF
F値 : f/2.8
SS : 25sec
ISO値 : 1600
露出補正 : 0段
6. おわりに
いかがでしたか?
私自身、初の天の川の撮影でまだまだ甘い部分も多いかと思いますが、意識すべき点は伝えられたかなと思います。
はじめにも書きましたが今回の撮影でカメラを始めて丁度1年が経過しました。
そろそろ、「カメラ初心者」の肩書に頼るのもやめないといけませんね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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